企業に勤めているイラストレーターの平均年収をご紹介しています。業務内容や業界別の年収や地域別の平均年収も紹介しているので、転職を考えている方はぜひ参考にしてください。また、イラストレーターが年収を上げる方法も解説しています。
※参照:求人ボックス「イラストレーターの仕事の年収・時給・給料情報」
※2021年2月5日時点の数値です。現在の数値と差異が生じる場合があります。
上図は業務内容や業界などの条件を絞った場合のイラストレーターの平均年収です。同じイラストレーターでも、エンタメ・ゲーム業界で活躍している人は平均年収「約448~493万円」と高い傾向にあります。また、他の業界でも、デザイナー等の条件で絞った場合は平均年収が「約400万円」となり、イラストレーターの平均「約367万円」よりも高くなることがみてわかります。
※参照:求人ボックス「イラストレーターの仕事の年収・時給・給料情報」
※2021年2月5日時点の数値です。現在の数値と差異が生じる場合があります。
上図は地域別にイラストレーターの平均年収を割り出したものです。イラストレーターの場合、関東よりも関西の平均年収の方が高く、「約365万円」となっています。さらに細かくみると、「1位:京都府375万円」「2位:大阪府370万円」「3位:兵庫県350万円」という結果になっています。
転職する
イラストレーターの年収は、同じスキルを持っていても企業によって差がでます。現在の年収に満足できないのであれば、条件の良い企業に転職するのもいいでしょう。地域ごとに平均年収にも差があるので、可能な方は地方勤務も視野に入れて転職先を考えてみるのも良いかもしれません。
なお、転職の際は、ご自分のスキルをアピールするために、ポートフォリオの提出が必要になります。今まで制作したイラスト作品は残しておくようにしましょう。
描けるイラストの種類を増やす
イラストレーターが描くイラストは「ゲームなどのキャラクター」「本の表紙や挿絵」「ポスターやチラシのイラスト」など様々です。また最近では、パソコンを使ってイラストを作成する機会も増えてきています。イラストレーターはクライアントからの依頼があって成り立つ職業なので、対応できるイラストが多いほど市場価値が高まり、良い案件に巡り合える可能性が高くなります。結果として、給与交渉や転職などもしやすくなり、年収アップのチャンスに繋がります。
イラスト以外のスキルも増やす
最近では、イラストだけでなく、デザインや画像編集、動画編集やアニメーション作成、WEBサイトの制作などマルチに活躍できる人が求められています。自分の市場価値を高めるために、幅広いスキルを身に着けておくのもいいでしょう。
職種を変える
イラストレーターから派生できる職種を目指すのも年収アップに繋がります。例えば、グラフィックデザイナーは、広告やポスター、商品パッケージなどを総合的にデザインする職業です。イラストを自分で作成することもあるので、イラスト作成の経験を活かせる職種といえます。下記は、グラフィックデザイナーの平均年収です。