大学生の留学事情!留学にかかる費用や制度を徹底解説

留学は高額な費用がかかるからと、諦めている人も多いのではないでしょうか。しかし、大学の留学プログラムや奨学金によっては、あまりお金をかけずに留学できる可能性があります。ここでは、留学に強い大学や、留学にかかる費用等についてご紹介します。

留学

最も留学生を派遣している大学、学部はどこ?留学先は?

■日本人学生派遣数の多い大学
国内で最も多くの留学生を排出している大学は、関西外国語大学です。次いで、早稲田大学、立命館大学の順になっています。

■専攻分野別で多いのは
学部別で見た場合、人文科学が全留学生の6割強を占め、圧倒的に多い点が特徴です。その他は、社会科学、工学と続きます。

■留学先で人気な国
留学先として多く選ばれているのはアメリカです。次に多いのがカナダ、オーストラリアの順に留学生を排出しています。


留学の目的とは?

留学の目的は、主に下記の3つです。

・語学力を鍛える
・キャリアアップ
・海外の教育を受けてみたい

それぞれ詳しく解説します。

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語学力を鍛える

他国の言語、特に英語を身に付けることを目的に留学する人が多いです。世界の共通語である英語を学ぶことによって、英語を介して世界中の人々とコミュニケーションが取れるようになります。

また、外国人と一緒に働く場合や外国人を相手にする仕事では英語を身に付けていると仕事がスムーズに進みます。さらに、英語が理解できるようになると世界のニュースをスピーディーに知ることも可能です。

留学で語学力を鍛えるには、現地の人と友人になり、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。そうすることで、自然と語学が身に付いていきます。異なる文化や思想、価値観に触れることで語学だけではなく多様性を受け入れる考えを養うこともできます。

キャリアアップ

海外勤務を視野に入れて留学する学生や一度社会人を経験して、さらなるスキルアップのために留学をする人も多いです。また、専門職の資格を取得している人が海外で活躍できるように語学力を身に付けるなど、具体的な目標を掲げて留学する人もいます。

海外の教育を受けてみたい

海外と日本では授業スタイルが違います。その違いを実際に体験したいと興味を持ち、留学を決意する人もいます。

日本では、基本的に教師が教壇に立ち、生徒はほとんどの時間を聞いて過ごすというスタイルです。一方欧米では、教師が教壇に立って教えるというスタイルももちろんありますが、ディスカッション形式で授業を進める方が一般的です。

ディスカッションやディベートといった、人前で発言することが当たり前の国の教育を受けると、自分の意見を人前で言ったり、他人の意見を知ったりする機会が増えます。さまざまな考え方を知り、価値観の違いを感じることで、多様性を受け入れる感性を養うことができます。


留学する費用はどれくらいかかる?

留学する国と期間によって異なりますが、1年間の平均的な留学費用の相場は200万円以上といわれています。

留学費用例1・アメリカに行く場合

アメリカで1年間留学した場合の相場は230万円~410万円です。日本人が英語の授業でアメリカ英語に慣れていることや、数々の名門大学がアメリカの大学と提携していることから、アメリカは昔から留学先の定番となっています。 滞在先にもよりますが、アメリカは基本的に物価が高いことが影響し、さまざまな留学先の中でも特に費用がかかる傾向にあります。

留学費用例2・イギリスに行く場合

イギリスに1年間留学した場合の相場は190万円~360万円です。歴史のある名門校や、ヨーロッパ各国へ行きやすい点で人気が高いですが、アメリカ同様に物価が高いため、生活関連費用が多くかかる傾向にあります。

留学費用例3・フィリピンに行く場合

フィリピンは、あまりお金をかけずに語学留学したい人に人気です。1年間の留学費用の目安は60万円~120万円と、他の国に比べると安価です。フィリピンの第二言語が英語であり、質の高い語学学校が多いため、留学先として定評があります。さらに、日本から飛行機で5時間程度の距離であることや、物価が安いため生活関連費用にお金があまりかからない点も魅力です。

留学にあたり、どの国でも必ず必要になる費用

・授業料、教材費などの教育関連費用
・滞在費、交通費、通信費、食費、おこづかいなどの生活関連費用
・航空運賃、海外留学保険、パスポートやビザ申請にかかる手続き、健康診断受診料など

特に、教育関連費用と生活関連費用に関しては、留学先や通学する学校によって必要となる費用が大きく異なります。同じ国内であっても、学校や滞在先により費用が変わってきます。


留学制度はどのような種類があるの?

留学する方法は、大きく分けて2種類あります。ひとつは、大学の交換留学プログラムを利用する方法、もうひとつは留学エージェントを介して私費留学する方法です。

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大学のプログラムを使い留学する

大学在学中に留学する場合、交換留学プログラムを利用すると海外の協定校に留学することが可能です。所属する大学の規定をクリアすると留学できるため、チャレンジしやすい点が特徴です。

交換留学プログラムで留学する場合、所属する大学へ支払う費用で留学ができるため、留学先の学校へ授業料を支払う必要がありません。必要な費用は、渡航費などの諸費用や滞在費などの生活費のみとなり、費用を抑えて留学ができます。

大学の交換留学プログラムでは、所属大学のサポートを受けながら留学ができ、海外留学保険や携帯電話のレンタルなども大学を介して行うことが可能です。さらに、同じ所属大学から留学した学生がいる場合は、現地でも同じ日本人の学生がいるという安心感や、仲良くなればお互いに助け合うことができます。

ただし、留学先に選べるのは所属大学の協定校に限られます。自分の希望する留学先が協定校に含まれていない場合、私費留学となり授業料がかかります。

留学エージェントを介して私費留学

大学在学中でない場合や、所属大学の協定校でない留学先を選んだ場合、留学エージェントを介して留学することができます。留学エージェントは留学をサポートしてくれる民間企業のことで、留学に関する手続き全般のサポートが受けられます。

留学先の学校へは自分の実力でパスする必要がありますが、自分で好きな学校を選べるという自由さがあります。ただし、大学の交換留学プログラムとは異なり、留学先への授業料を自分で準備する必要があるため、授業料と生活費、渡航にかかる費用を含めると費用が多額になります。

留学の奨学金制度

留学のための奨学金は、官民協働の海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」「独立行政法人日本学生支援機構」の奨学金制度、所属する大学や都道府県、各種法人が運営する奨学金制度などを利用することが可能です。

奨学金には給付と貸与の2種類があり、留学については給付も多いです。給付の場合は返還不要で、そのぶん競争率も高いため必ずしも奨学金の対象となれるわけではありません。給付型の奨学金の場合、大学の成績やTOEFLなどのスコアをもとに選考されるケースがほとんどです。

参考:トビタテ!留学JAPAN|文部科学省
参考:独立行政法人日本学生支援機構|日本学生支援機構


留学を実現する方法は様々

今回は、留学について、その方法や留学にかかる費用、留学に強い大学の情報をご紹介しました。留学は学費が高いイメージがあるかもしれません。しかし、大学の留学制度や奨学金の利用により、あまりお金をかけずに留学する方法もあります。

留学への支援やプログラムは大学により異なり、協定校の種類もそれぞれ違います。留学を視野に入れて進学する際には、大学の留学支援や取り組みについても調べて受験することをおすすめします。