



『レジャー白書2008』によると、市場規模(貸玉料)は22兆9800億円で、パチンコ参加人口は1450万人。2007年に、人気だった4号機以前のパチスロをすべて撤去したことで、パチンコ店では倒産が相次ぎましたが、“1円パチンコ”など低貸玉営業に力を入れ、盛り返しを図っています。
その一方、増収増益になっているのが、メーカー各社です。液晶画面の拡大により、2D・3D CGなどでの多様な演出方法が可能になったこと、「エヴァンゲリオン」「北斗の拳」といった人気アニメーションのパチンコ・スロット台が増えていることなどで、台そのものの魅力に注目が集まっています。
そのような経緯から、パチンコ・スロット台の開発を希望するクリエイター志望者が急増しています。特にCGデザイナーを目指す学生は、ゲーム業界とパチンコ・パチスロ業界で同じスキルを生かしやすいため、両業界への就職活動を平行して進める人が増えています。
また、新卒での希望者のほか、ゲーム業界から転職する中途採用者も多くなっています。比較的拘束時間や作業時間が長いゲーム制作よりも、パチンコ・パチスロ業界のほうがメリハリのある生活リズムを作りやすく、業務の幅も広い機種開発にやりがいを感じる人も少なくないのでしょう。人気ゲームのように、「ヒット機種を開発したい」という学生が今後も増えそうな注目の業界です。

